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じめじめした梅雨でも快適に暮らせる!木の家の調湿効果についてご説明します!
2021/08/30
「木の家だと梅雨の時期が心配」
このようにお考えの方も多いのではないのでしょうか。
実はそうではなく、雨が続く時期でも快適に暮らせます。
そこで今回は、木の家の調湿効果についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□梅雨時期のカビの問題とは?
日本は高温多湿なため、梅雨の時期だと木造関係なくカビが怖いですよね。
カビは20度以上の温度と70%以上の湿度で繁殖しやすく、日本の梅雨は特にカビの繁殖期です。
カビは見た目の問題だけでなく、空気中に胞子を撒き散らすため、身体的にも悪影響です。
これがアトピーの原因となる場合もあるため、ただのカビだと思わず、日常から対策する必要があります。
具体的な対策としては、除湿に加えて除菌や抗菌も必要です。
カビ対策の製品には様々なものがありますが、最近では植物成分が入っているものがよく使用されるようになってきました。
家に用いる木もカビ対策の1つとなります。
家の中で木を用いる部分によって、その性質が発揮されます。
木の中でも湿気に対応できるものは「桐」です。
この木には温度を一定に保とうとする性質があり、高温多湿の日本では昔から桐が衣類や掛け軸等の収納として用いられてきました。
桐を床や壁などに用いることによって、家の中の湿度を快適に保ってくれます。
また、桐が含むタンニン、パウセロン、セサミンという成分によって抗菌や防腐、防虫効果が発揮されます。
□無垢材の天然の超湿作用にはどんなものがある?
木を乾燥させ、何も塗装していない状態のものを無垢材と呼びます。
木は切られた後も呼吸を続けるため、湿度が上がると湿気を吸い込み、乾燥すると湿気を出す性質があります。
この性質によって、室内の湿気をある程度まで調整できます。
また、表面に何も塗っていないため、水分は内部へと吸収されます。
汚れが染み込みやすい反面、表面には水滴が付着することがありません。
オイルを塗りたい場合は、木の呼吸する性質を妨げないものを塗り込むことで、手触りが良いまま、汚れが付きにくくすることも可能です。
梅雨の時期になると、どうしても湿度によって部屋がベタついてしまいます。
それに加えて、洗濯物を部屋に干すことで、さらに湿度も上がってしまいます。
気温が高い中で湿度も上がってしまうと、非常に過ごしにくいでしょう。
そこで、温度もコントロールでき、調湿性にも優れた無垢材をお部屋に取り入れてみてはいかがでしょうか。
手触りも良く、機能性から満足できる人も多いでしょう。
□まとめ
今回は、木の家の調湿効果についてご紹介しました。
木の家での湿気の問題についてお悩みの方は、参考にしていただけると幸いです。
当社は、お客様のご要望に沿った家づくりを実現しますので、ぜひ一度お問い合わせください。