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注文住宅をお考え中の皆さん!バルコニーについて解説します!

2020/12/03

注文住宅の購入をご検討中の方の中で、バルコニーの導入をお考えの方はいらっしゃいませんか。
バルコニーは注文住宅を購入される方に人気のスペースです。
しかし、実際に住み始めてみてから必要ないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
今回はバルコニーとその必要性について解説します。

□バルコニーが必要でない場合について

使用用途をはっきりさせたうえでバルコニーを作る場合は、しっかりと活用できるので良いでしょう。
ただ注意しておきたいのは、バルコニーでバーベキューを行うのは危険なのでできるだけしない方が良いということです。
バーベキューをしたい場合は、庭でするようにしましょう。

また、ルーフバルコニーの導入もおすすめできません。
断熱、気密、通気の観点から見ると、家全体にメリットをもたらさないからです。
住環境の快適さを優先したい場合は、バルコニーよりも断熱性や気密性を優先したほうが良いでしょう。

さらに、バルコニーと同様に人気なのが屋上です。
しかし屋上もせっかく作っても使用しない人が多いのが現実です。
維持費やメンテナンスも必要なので、施工する場合は上記のように明確な使用用途をしっかりと決めてから行うようにしましょう。

□施工の必要性をもう一度確認したい部分について

*洗濯物干し場について

近頃では、洗濯物干し場をなくす家も増えてきています。
なぜなら、洗濯物を外に干すことで街の景観が損なわれてしまったり、他人に自分たちの洗濯物を見られたくないと思ったりするからです。
さらに春先は花粉の影響で外に干せない、冬は日照時間が短くて外に干してもあまり乾かない、となると洗濯物干し場の必要性が問われるようになります。
自分たちの家に本当に必要かを再考すると良いでしょう。

*お布団干し場について

洗濯物干し場と同様の理由で、お布団干し場を必要としない方もいるでしょう。
例えば、普段ベッドしか使用せず布団をお持ちでない方は、お布団干し場は必要ではありません。
このような理由から、洗濯物干し場やお布団干し場、さらにバルコニーの導入は慎重に行う必要があるでしょう。
最近は電化製品も発達しているので、外干しよりも乾燥機を使用するほうが衛生的で効率的に感じる方もいるかもしれません。
快適に住み続けられる家を設計する際には、このような常識を疑ってみることも大事でしょう。

□まとめ

今回はバルコニーについて解説しました。
バルコニーが必要ないというわけではありませんが、施工の際には注意しましょう。
このような知識をもとに納得のいく住宅を建築してくださいね。