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注文住宅のトイレに関する後悔とは?トイレを設計する際のポイントを紹介します!
2021/03/09
注文住宅の構想を練る際、トイレは後回しにされがちですよね。
しかし、トイレの設備に不満があると日常的にストレスを抱えてしまうこともあります。
このようにならないためにも、不満のないトイレを作りたいですよね。
そこで今回は、トイレに関する後悔と設計する際のポイントについて紹介します。
□トイレに関する後悔とは
注文住宅は自分の希望に沿った家を作り上げられることが特徴ですよね。
そのため、家の中の設備も自由に選択できます。
しかし、こだわるすぎるあまり設備が使いづらくなってしまうことも珍しくありません。
そこで、トイレに関する後悔の例を2つ紹介します。
1つ目は、掃除が面倒くさくなってしまった例です。
新しい型のトイレには、小さな独立した手洗いがついていることが多々あります。
このように独立した手洗いが増えることで、水はねが起きやすくなってしまい返って掃除する箇所が増えてしまうことがあります。
そのためトイレの近くに洗面台がある場合などは、トイレの便座以外にも手洗いをどうするのか考える必要がありますね。
2つ目は、便座が高くて足が届かない例です。
現在の便座は、ウォシュレットや温水便座などさまざまな機能を備えていますよね。
それゆえに、最新式のトイレでは便座の位置が高く足が届かないケースが見受けられます。
便利な機能も重要ですが、家族の身長なども考慮して選ぶと後悔することがなくなるでしょう。
□トイレを設計する際のポイントとは
次に、トイレを設計する際のポイントについて3つ紹介します。
1つ目は、広さです。
キッチンやリビングなどの広さは皆さんしっかりと確保しますが、トイレの広さは後回しにされがちです。
そのため、トイレのスペースが狭く、使うたびにストレスを感じてしまう場合もあります。
一般的なトイレの広さは0.7畳~1畳程度と言われています。
最新式の便座は大きくなっているため、少しゆとりをとってみても良いかもしれませんね。
また、家族に介護が必要な方がいる場合はさらに0.5畳ほどのゆとりがあると介護がしやすいでしょう。
このように、使用する便座や家族に合わせてトイレの広さを確保すると良いでしょう。
2つ目は、入り口のサイズと開き方です。
今までトイレの入り口として多く用いられていたのが、開き戸タイプです。
開き戸は、引き戸よりも比較的価格が安く、戸袋が必要ないという特徴があります。
しかし、可動域によるスペースを必要としたり、入り口が狭くなったりとデメリットもあります。
対して、引き戸は開き戸に比べて価格は高いものの入り口が広い特徴があります。
そのため、高齢者やお子様のいる家庭で安心して使用できるといった特徴があります。
しかし、扉を収める戸袋が必要となるなどのデメリットもあります。
これらの入り口の特性を考慮して、使い勝手の良い方を選ぶと良いでしょう。
3つ目は、手洗い器の設置です。
トイレの手洗い器には、タンクに一体化しているものと独立した手洗いがあります。
独立した手洗いを設置する際には、便座とは別にスペースが余分に必要となります。
しかし、トイレから洗面台などが遠い場合や手だけを洗いたい場合には重宝するでしょう。
このようにそれぞれに特徴があるため、トイレの広さや家族の要望に合わせて設置を考えてみてはいかがでしょうか。
□まとめ
今回は、注文住宅のトイレに関する後悔と設計する際のポイントについて紹介しました。
設計の際には、後回しにされがちなトイレですが、毎日使用するため住宅の住みやすさにも関係します。
ストレスのないトイレを作り上げるため、今回のポイントを参考に設計してみてはいかがでしょうか。