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注文住宅をお考えの方へ!平屋のメリットやデメリットについて解説します!

2021/03/17

平屋と聞いて、昔ながらの日本家屋をイメージする方は多いのではないでしょうか。
しかし、近年ではデザインや間取りにこだわった平屋を選択する人も増えています。
この理由として、平屋は他の形態の住宅とは異なったメリットを持つことがあります。
そこで今回は、平屋のメリットとデメリットについて紹介します。

□平屋とは

平屋とは、キッチンやリビング、寝室、お風呂など住宅に必要な空間を1つのフロアに詰め込んだ1階建ての家を指します。
2階建てや3階建てとは異なり、階層が少ない分比較的コストを抑えられます。

また、平屋は重量が軽いものの重心は安定しているため、地震の揺れになどにも強い特徴があります。
加えて、壁面積が小さいことから台風などの被害も受けにくいことも特徴です。
このように、平屋はさまざまな災害に対して強い家を作りやすい構造をしています。

平屋は2階がなく構造が安定しているため、設計の幅も広く、天井を高くするなどして開放的な空間を作ることも可能な建物です。

□平屋のメリットとデメリットとは

次に、平屋のメリットとデメリットを3つずつ紹介します。

*平屋のメリット

1つ目は、バリアフリーを実現できることです。
平屋最大の特徴である1階部分しかありません。
そのため、フラットな空間でバリアフリーを実現するには最適な住宅と言えるでしょう。
家族に高齢の方がいらっしゃる場合や複数階にも渡る空間が必要にならない場合は、住みやすい住宅形態と言えますね。

2つ目は、効率の良い動線を作りやすいことです。
平屋には2階、3階がないため上下の移動はありません。
そのため、平行移動のみで家事や生活ができ、効率の良い動線計画を立てられます。

住宅の間取りにもよりますが、掃除や洗濯、片付けなどをする際に上下移動が必要になることは多いですよね。
このような上下移動は体力を必要とするため家事が億劫になることもあるでしょう。
平屋では、これらの家事を平面上ですべて行えるため、効率的に家事をこなせますね。

3つ目は、構造が安定していることです。
平屋の構造が安定していることで、得られるメリットは先ほど紹介した災害に強いことだけではありません。
構造が安定していることは、設計する際にも有利に働きます。
柱や壁が少ないことで、広々とした空間や大きな開口部を作れることも平屋のメリットの1つです。

*平屋のデメリット

1つ目は、広い敷地を必要とすることです。
1階のみの構造であるため2、3階建ての住宅と同じ部屋数を確保するためには、その分だけの広い敷地が必要となります。

2つ目は、日当たりの確保が難しいことです。
平屋建てで建築面積が広くなればなるほど、建物の中心部は日当たりが悪くなってしまいます。
そのため、設計などを工夫して採光や通風に配慮する必要がありますね。

3つ目は、プライベートの確保が難しいことです。
平屋では1階部分に窓や扉が増えるため、他の住宅に比べてプライバシーの確保が難しいことがあります。
人感センサー付きのライトを設置したり、音のなる砂利を使用したりと防犯対策も必要となるでしょう。

□まとめ

今回は、平屋のメリットとデメリットについて紹介しました。
平屋には、他の形態の住宅とは異なった多くのメリットがあります。
注文住宅を検討する際は、選択肢の1つに平屋も加えてみてはいかがでしょうか。
注文住宅をお考えの際は、お気軽に当社までご相談ください。