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無垢材を用いた木の家の特徴とは?住宅建築の専門家が解説します!

2021/04/10

無垢材を用いた木の家に興味がある方はいらっしゃいませんか。
無垢材で造られた住宅は、他のコンクリートや鉄骨で造られた住宅とは異なる特徴を持ちます。
しかし、無垢材について詳しい方は少ないでしょう。
そこで今回は、無垢材を用いた木の家の特徴とメリットについて紹介します。

□無垢材を用いた木の家の特徴とは

まず、無垢材を用いた木の家の特徴を3つ紹介します。

1つ目は、夏は涼しく、冬は暖かいことです。
木の断熱性はコンクリートの約12倍に相当するとされています。
そのため、周囲からの温度変化の影響を受けにくいことが特徴です。

夏には木に触れた際もベタつかず、爽やかに過ごせ、冬はほんのりと温もりを感じることでしょう。
また、木の家ではエアコンなどの冷暖房設備に頼ることも少なくなり、身体や環境への負担も少なくなりますね。

2つ目は、地震に強いことです。
正確に造られた木造建築は、耐震性にも優れています。
鉄骨造りやコンクリート造りを耐震性能で圧倒しているとされます。

伐採後にしっかりと乾燥された木は、呼吸しつつ固化して強度を増していきます。
そのため、樹齢年数が経つにつれて強度も高くなるとされています。

3つ目は、ダニ、カビ、細菌類に強いことです。
木の精油には、ダニやカビ、細菌類の増殖を抑える効果があります。
ヒノキなどの精油成分であるヒノキチオールは、100から1000ppmの濃度でカビ類やブドウ球菌といった細菌類の増殖を抑制します。

また、ヒバやベイスギなどは喘息やアレルギーの原因とされているダニの増殖を抑制します。
木の成分により空気がキレイになることで、健康的で快適な環境を保つことができるでしょう。

□無垢材のメリットとは

次に、住宅に無垢材を用いるメリットについて紹介します。

無垢材を住宅に用いる最大のメリットとされるのが、無垢材による温度湿度の調節機能です。
日本は四季があることで、気候の変動が大きい土地柄となっています。
高温多湿な夏や乾燥の激しい冬を快適に過ごすためには、無垢材の住宅は最適と言えるでしょう。

湿度の高い梅雨時期などは、無垢材が湿気を吸い取り、空気の乾燥する冬には湿気を吐き出してくれます。
また、無垢材は熱伝導が少ないため室内温度の変化も少なくなります。
このような調温、調湿機能が住宅に備わっていることで快適な生活だけでなく、電気代の節約にも繋がるでしょう。

□まとめ

今回は、無垢材を用いた木の家の特徴とメリットについて紹介しました。
無垢材を用いて住宅を建てることで、他の住宅とは異なった特徴、メリットにより快適な生活が送れることでしょう。
無垢材を用いた木の家をご検討中の方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。