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ウッドショックはいつまで続くかを詳しく解説します！
2021/11/11
「ウッドショックはいつまで続くのだろう」
「今のウッドショックが終わったとしても、今後も新たに発生する可能性はあるのだろうか」
住宅の建設を検討していると、ついつい木材について考えてしまいますよね。
この記事では、ウッドショックはいつまで続くのか、今後の可能性について詳しく解説します。
□ウッドショックはいつまで続く？
結論から申し上げますと、ウッドショックがいつまで続くのかは、はっきりとわかっていません。
その理由は、ウッドショックが生じてしまった原因が複数考えられており、それらの要因が解決する時期がわかっていないからです。
その原因として、コロナ禍によって世界的に家で過ごす時間が増えたことによる木材の輸入用のコンテナが不足が挙げられます。
それ以外にも、金融緩和を行ったアメリカで住宅ブームが起こったことや、コロナ禍から早期に回復した中国で住宅需要が高まったことが原因として考えられます。
これらの収束がいつになるのか見通しが立たないため、ウッドショックが長期化するのではないか、もしくはこのような状況が常態化するのではないかと懸念する声も出ています。
□今後の可能性とは？
今現在では、今回のウッドショックから、輸入木材に依存することを疑問視する声も出始めています。
日本では、住宅の建築に使用される木材全体のおよそ7割弱が輸入の木材です。
ウッドショックは今回が初めてではなく、過去2回生じています。
このまま海外の木材に依存しているとこれからもウッドショックに巻き込まれる未来があるのではないかという理由で問題視されているのです。
そこでそのリスクを下げるために、輸入ではなく国産の木材を使用することが検討されています。
ただし、日本国内の林業は労働者不足や労働者の高齢化が深刻であることに加えて、市場価格の維持が難しいといった問題もあります。
そのため、なかなか日本国内の木材に完全にシフトすることは難しいことが現状で、シフトできたとしてもかなりの時間がかかるのではないかといわれてます。
□まとめ
今回は、ウッドショックはいつまで続くのかと、今後の可能性について詳しく解説しました。
ウッドショックの発生原因はいくつかあると考えられているため、いつまで続くかについてははっきりとわかりません。
国内産の木材へのシフトをする必要があるのではないかという声も出始めています。
ウッドショックでお悩みの方はぜひこの記事をお役立てください。
