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耐震等級を上げるにはどうしたらいいかご紹介します!
2021/11/15
日本は地震が多いので、地震に強い家にしたいという方も多くいらっしゃると思います。
地震に強い家にするための方法として、耐震等級を上げることが挙げられます。
そこで今回は、耐震等級を上げるためのポイントをご紹介します。
地震に強い家を造りたいという方は、この記事を参考にしてみてください。
□耐震等級とは?
建物が地震にどのくらい強いかを示す指標の1つが耐震等級です。
地震による建物の崩壊や倒壊のしにくさや、大規模修繕が必要となるほど程度の違い等を1~3の等級で示しています。
耐震等級1は、震度6~7相当の地震ですぐに倒壊・崩壊・大規模損壊しない程度です。
耐震基準2は、耐震等級1の1.25倍の地震による力でもすぐに倒壊・崩壊大規模損壊しない程度です。
耐震基準3は、耐震等級2の1.5倍の地震による力でもすぐに倒壊・崩壊大規模損壊しない程度です。
□耐震等級を高くするために必要なポイントをご紹介!
1つ目は、建物の重さを軽くすることです。
建物の重さが軽いほうが耐震性は高くなります。
重いと地震の揺れ幅も大きくなってしまい、大きな影響を受ける可能性があるからです。
一方、建物が軽ければ地震が起こっても揺れ幅を小さく抑えられるので、地震の揺れによる被害も小さくなります。
2つ目は、耐力壁を増やすことです。
地震や風などで受ける横からの力に抵抗する壁のことを耐力壁といいます。
耐震等級を高めたいのであれば取り入れることをおすすめします。
3つ目は、耐震に必要な設備をバランスよく配置することです。
耐震等級を高めたいのであれば耐力壁を増やすことをおすすめしましたが、耐力壁を増やすだけではなく、バランスよく配置することも重要になります。
その理由は耐力壁が一か所に偏ってしまうと、家全体のバランスが悪くなり耐震性が低くなってしまうからです。
耐震等級を高めるためにも、バランスよく設置すると良いでしょう。
4つ目は、床の耐震性を上げることです。
壁の耐震性だけでなく、床の耐震性にも注目することをおすすめします。
壁が丈夫で揺れに耐えられたとしても、土台である床が崩壊したり破損したりすると結果的に地震の揺れに耐えられないことになります。
耐震性能のある床にすることで影響も抑えられます。
□まとめ
この記事では、耐震等級を上げるにはどうすれば良いのか解説しました。
ここでご紹介したポイントをもとに地震に強い家を考えてみてはいかがでしょうか。
当社はお客様のご要望に合わせた住宅を提供しますので、ぜひご連絡ください。