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木造建築の耐久性とは?寿命の目安とメンテナンス方法をご紹介!
2022/02/03
注文住宅の建築を検討している方の中で、木造住宅を建築したいと考えている方にお伝えしたいことがあります。
それは、木造住宅の耐久性についてです。
そこで今回は、木造住宅にはどの程度の期間居住できるのかを紹介します。
□木造建築の住宅の耐久性について紹介します!
木造建築の住宅の寿命はせいぜい30年程度だろうと想像している方はかなり多くいます。
一方で、木造住宅の法定耐用年数は22年とされており、この数字は会計における減価償却の計算に使われています。
さらには、木造住宅の寿命を住宅ローンの最長期間である35年と答える人もいれば、築40年や50年、あるいは100年を超える木造住宅に居住する人を目にすることもあるため、木造建築の住宅の寿命を明確に言い切ることは難しいです。
ただし、木造住宅にどれくらいの期間住めるのかを気にする場合は、期待耐用年数や物理耐用年数に関して意識するようにしましょう。
□住宅を長持ちさせるためにやるべきこととは?
住宅の寿命を減らす要因としては、日光からの紫外線・雨風による湿気・水回りのトラブルなどが挙げられます。
時がたつにつれて劣化は進んでいきます。
劣化の速度を遅くするためには、日常から細かく気を配るのが大切です。
例えば、給水機や洗面台でのトラブルを発見したら、業者を呼ぶなどしてすぐに対応しましょう。
水漏れや浸水を長い間放置すると、木材を腐らせてしまうため注意してください。
他にも、水場に日光が当たるような間取りにすると、水回りの湿度を下げて乾燥させられるためおすすめです。
家の中が一日中じめじめしていると、木材の腐敗速度が速くなってしまうため注意が必要です。
家の中を乾燥させるためにも、家の中の風通りがよくなるような間取りにしましょう。
また、窓を閉め切らずにある程度の頻度で開けることで、日光や風が部屋の中に入るようにしましょう。
他にも、木造住宅の湿度が高いとシロアリの発生リスクも高まります。
シロアリが発生してしまうと、木材の痛みが進むので注意してください。
シロアリの発見が早ければ、業者に依頼して駆除してもらえるため、日頃から意識しておきましょう。
そもそもシロアリを発生させないためにも、日頃から部屋の中の乾燥を保つようにしてください。
□まとめ
今回は、木造住宅の耐久性を中心に紹介しましたがいかがだったでしょうか。
木材を利用した注文住宅の建設を検討している方は、この記事を参考にしていただけたら幸いです。