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住宅にはどんな木材が使用される?種類ごとの特徴をご紹介します!
2022/02/11
注文住宅の建築を検討している方の中で、木材を利用して住宅づくりを行おうとしている方にお伝えしたいことがあります。
それは、加工方法による木材の違いについてです。
そこで今回は、加工方法による木材の違いについて詳しく紹介します。
□木材は加工方法によっても性質が異なります!
木材を利用して新築住宅を建てる方の多くは、木材の種類に注目してしまいがちですが、木材の加工方法によっても性質に違いが出ます。
木材の加工方法には無垢材と集成材の2つがあり、それぞれまったく反対の性質を持ちます。
1本の木を乾燥させて作る木材を無垢材と言います。
1本の木だけでできているため、自然をそのまま味わえるとともに、豊かな香りがするという性質もあります。
さらには、吸湿性や断熱性にも優れており、夏のような暑くて湿度の高いときには部屋の湿度を下げてくれ、寒い冬の季節には部屋の暖かさが外に逃げないようにしてくれます。
しかし一方で、材質の変化が起きやすい場合があるため注意が必要です。
一方で、小さな木材が集まってできているものを集成材と言います。
集成材のメリットとして、材質自体に変化が起きにくいため扱いが簡単であったり、湿気を吸わなかったりといったことが挙げられます。
そのため、無垢材よりは集成材の方が一般的だと言えるでしょう。
しかし集成材の注意点として、無垢材よりも劣化が早かったり、肌触りも暖かみも感じられなかったりすることがあるため、どちらを使用するかをよく検討しましょう。
□住宅で使われる木材をそれぞれ紹介します!
1つ目は「ひのき」です。
日本の木造住宅と言えばひのきという人も多く、古来から親しみのある木材です。
ひのきといえば、ハイレベルな木材としても有名で、ひのきの住宅を高級だと考える人も多いです。
ひのきの性質として、しなりがあって折れにくく長持ちしやすいことが挙げられます。
他にも、ハイレベルな木材と言われているだけあって、リラックス効果のある成分を持っていたり、シロアリや雑菌に対して強かったりと、様々な性質を有しています。
2つ目は「すぎ」です。
ひのきとは異なり、比較的安価で売買されているのが特徴の1つです。
すぎは柔らかいという性質があるため、様々な製品や部品に加工しやすいことが挙げられます。
□まとめ
今回は、木材の加工方法や性質について紹介しましたがいかがだったでしょうか。
木材を使った注文住宅の建設を検討している方は、この記事を参考にしていただけたら幸いです。