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木材にはどんな性質がある?種類ごとの特徴の違いも解説します!
2022/02/27
注文住宅の建築を検討している方で、住宅に木材を取り入れようと思っている方にお伝えしたいことがあります。
木材を利用することで、暖かみのある家へと雰囲気を大きく変えられます。
そこで今回は、木材の性質や利点について詳しく紹介します。
□木材の性質について紹介します!
1つ目は「熱伝導率の低さ」です。
寒い冬の日にコンクリートや鉄に触ると冷たく感じる一方で、木材は少し暖かく感じると思います。
これは木材の熱伝導率が他の素材よりも低く熱を伝えにくいため、人体の熱が奪われないからです。
木材の熱伝導率はすべて同じではなく、基本的には軽い木材ほど熱伝導率が低いです。
ただし、木材を塗装してしまっている場合、この性質は感じにくいです。
2つ目は「弾力性」です。
木の床を歩いたときに、柔らかさを感じる方も多いと思いますが、これは木材が弾力性を持っているからです。
素足や靴下を履いているだけで歩くことの多い屋内の場合、床が硬いとケガをしたり痛めたりするリスクが高まります。
3つ目は「香り」です。
木材の香りは、人の心を安心させてくれることで有名です。
例えば、ヒノキや杉の香りにはカビやダニが増えるのを防ぐ効果があったり、シロアリにも効果的であったりします。
他にもバラの香りがする木材や抗菌作用のある木材など、木材によって効果は様々です。
□木材の利点や特徴を紹介します!
夏は涼しく冬に暖かいことが木材の利点です。
これは、先ほども紹介した熱伝導率の低さと、湿度が低いときには湿気を放出し、湿度が高いときには湿気を吸収するという性質が影響しています。
そのため木材を有効利用することで、部屋の中の寒暖差を小さくできます。
また、音が響きにくいことも木材の利点です。
木材は音を吸収するという性質があるため、生活音が響いたり外に漏れる心配が少なくなります。
ただし、木材の特徴は種類ごとに少しずつ異なります。
例えば、ヒノキは耐久性が高いため長持ちしやすい上に抗菌効果を有している一方で、スギは乾燥する速さに優れているため、加工がしやすいという特徴があります。
注文住宅を建設する場合には、木材の特徴を覚えておくことをおすすめします。
□まとめ
今回は、木材の性質や特徴について詳しく紹介しましたがいかがだったでしょうか。
木材の特徴を把握することで、木材を上手に活用して快適な住宅を作りましょう。
注文住宅の建設を検討している方は、この記事を参考にしていただけたら幸いです。