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耐震等級の詳細な基準とは?それぞれの基準とポイントをご紹介!

2022/04/19

耐震等級の詳細な基準とは?それぞれの基準とポイントをご紹介!

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「耐震等級って何」
「耐震等級の基準を知りたい」
このようにお考えの方はたくさんいらっしゃるでしょう。
そこで今回の記事では、耐震等級についてご紹介します。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

□耐震等級について

耐震等級とは、耐震性を示すための指標として用いられている判断基準のことを指します。
耐震等級には、3段階あります。
ここでは、それぞれについて解説していきます。

まずは、耐震等級1です。
耐震等級1は、建築基準法で定められている最低限の水準です。
この水準では、数100年に1度起こると予想される地震に耐えられる性能が必要とされます。

震度6から7程度の地震で建物が崩壊、倒壊しないことが求められます。
例えば、阪神淡路大震災や2016年に発生した熊本地震に耐えられる耐震性能です。

また、数10年に1度発生する地震で住宅が損傷しない程度の耐震性能も等級1に含まれます。
震度で表すと、震度5程度です。

この震度5程度に耐えられる性能の家を建てると、震度6から7程度の地震が発生した場合、建物が損傷する可能性があるため注意しましょう。
震度6から7に耐えられる耐震性の建物も、倒壊や崩壊が防げたとしても損傷する可能性はあります。

次に耐震等級2です。
等級2では、等級1の1.25倍の耐震性が求められます。
「長期優良住宅」と名の付く住宅は、耐震等級2以上の水準で建築されています。
災害時の公の避難場所となる学校などは、耐震等級2以上で建築されることが条件となっています。

最後に耐震等級3です。
等級3は、等級1の1.5倍の耐震性が求められます。
耐震等級3の建物は、1度大きな地震が受けてもダメージが少ないとされています。
そのため、地震後もそのまま住み続けられます。

余震が来たとしても安全です。
等級3の建物として、警察署や消防署などがあげられます。
災害時に人命救助の要となる場所や、活動を停止させられない場所は等級3の水準で建築されます。

□耐震等級について知っておきたいこととは?

耐震等級は、住宅を建てる時に自分で決められます。
耐震等級も施主が耐震基準を把握しやすいように作られました。
家を建てる時には、建物の水準にしたい等級についてしっかりと施工会社に伝えるようにしましょう。

また耐震等級に関する知識を深めておくことで、安全性や住みやすさをより考慮して家づくりをできます。
いざという時に家族の命を守るために、耐震等級はしっかりと選ぶことをおすすめします。

□まとめ

今回の記事では、耐震等級について解説しました。
等級をより詳しく知るために、それぞれの等級が適用されている建物をネットで調べてみるのもいいかもしれませんね。
マイホームづくりをご検討中の方は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。