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注文住宅における吹き抜けのメリットとデメリットとは?

2020/03/04

吹き抜けがある家を建てたいと思う方は多いのではないでしょうか。
吹き抜けは開放的な印象にもなるので、憧れる方が多いはずです。
今回は吹き抜けのメリットとデメリットについてと、吹き抜けを止めた方がいい場合について解説します。


□吹き抜けのメリットとデメリットについて

*家全体が明るい印象になる

吹き抜けにすると、家の中に入る光の量が多くなるので、照明がなくても自然の光で家全体が明るくなります。
仮に日当たりが悪い位置に家が建っていても、吹き抜けにすることでどの部屋でも光を確保できます。
一方で、冷暖房の効率が下がるのがデメリットです。
家全体を同じ温度にするには、通常の家よりも時間がかかるため、費用も高くなるので注意してください。

*開放感がある

吹き抜けにするだけで、開放感がある家になるためかなり広く見えるはずです。
光が入るだけでなく、窓の面積が大きくなることで景色も良く見えます。
視線が窓の外にも向きやすくなることで、より一層広く見えるでしょう。
しかし、デメリットとしては二階にも一階の音が届きやすくなることでが挙げられます。
どの部屋にいても周りの音が聞こえやすくなるので、プライバシーを確保しにくくなります。
特に小さいお子様がいる家庭では、来客がいる際に少し不便かもしれません。

*家全体に一体感が出る

吹き抜けがあると、一階と二階も繋がっているように見えますし、どの部屋にいても繋がりを感じられますが、吹き抜けのスペースを確保するためには、必然的に二階のスペースが狭くなります。


□吹き抜けを止めた方がいい場合について

吹き抜けを作るかどうかは、どんな家に住みたいかだけでなく、土地の条件や環境に左右されます。
落ち着いた印象で、プライバシーを重視した家でのお住まいを希望の方には不向きなデザインかもしれません。
家の外から家の中の様子が把握されやすいですし、音が反響しやすいので家の外から受ける影響は大きいでしょう。

また、室内の温度について心配される方は多いですが、窓の面積が大きいことが家の中を極端に暑くしたり、寒くしたりすることはありません。
窓の面積が大きいと、上述したように家の中の空気を均一の温度にするには多少時間がかかりますが、冷暖房設備の容量を大きくすれば解決できます。
冷暖房の性能が低い家の場合は、吹き抜けにするのはおすすめできません。


□まとめ

吹き抜けには様々なメリット・デメリットがありますが、デメリットがあるからといって解決できないような問題ではないので懸念しすぎる必要はありません。
吹き抜けに興味がある方はモデルルームで見学をしたり、業者に相談したりすることをおすすめします。