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注文住宅で取り入れたい耐震について説明します!

2020/06/14

「地震がきても大丈夫な家を建てたい」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
日本は地震が非常に多く、いつ大きな地震が来るか分からないですよね。
注文住宅では、地震に対する強度をお客様ご自身が選べます。
そこで今回は、注文住宅で取り入れたい耐震について説明します。


□耐震等級

耐震等級は建築を建てる際に耐震の強度をあらわす基準のことです。
品確法に沿った住宅性能表示によって耐震が変わります。
耐震等級は1から3までの差段階で表示され、数が大きくなるほど耐震性が高いことを示します。
それぞれの基準の内容を詳しく見ていきましょう。

耐震等級1は震度6から7規模の地震で倒壊、崩壊しないレベルを指します。
また、「震度5規模の地震で損傷しない」ことも基準のひとつです。
地震大国の日本では、耐震等級1のレベル以上対応できなければ、住宅として充分とはいえません。
しかし、建築して時間が経つとどうしても劣化してしまうため、耐久力が低下するおそれがあります。

耐震等級2の家では耐震等級1の1.25倍の地震でも倒壊、崩壊しません。
基準として少々分かりにくいかもしれませんが、床組や接合部、壁の強度から耐久性の計算をして、それをもとに決められています。
避難施設や、学校、病院などはこのレベルで建設されています。

そして、一番耐震性の高い耐震等級3の住宅は耐震等級1の1.5倍の地震でも倒壊、崩壊しないレベルです。
災害時の拠点となる消防署や警察署などがこのレベルで建設されています。


□耐震工事の工法の種類

地震に強い家を作ると一口に言っても、その方法は様々です。
代表的な施工方法を見ていきましょう。

*筋交い、構造用合板

木造の住宅では、筋交いや構造用合板が使用されることが多いです。
これは部屋ごとに施工できるため、よく滞在している部屋や寝室といった部屋だけ耐性を高めることも可能です。

*免震層を取り入れる工法

建物と基礎の間に揺れを伝わりにくくする「免震層」を追加する工法です。
鉄筋コンクリートの住宅に使用されます。

*耐震部材を取り入れる工法

建物の中に揺れを吸収する部材を設置する工法です。
比較的住民の方への負担が少ない工法です。


□まとめ

今回は注文住宅に取り入れたい耐震についてご紹介しました。
これからずっと住むことを考えても、耐震性を上げることは非常に重要です。
耐震の工法を取り入れて、安心して暮らせるようにしましょう。
また、注文住宅にご興味のある方は、ぜひ一度当社にお問い合わせください。