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注文住宅を検討中の方はいませんか?防音について解説します!
2020/08/29
注文住宅を建てる際に、防音に関してどのように対処すればいいのかと考える方もいらっしゃると思います。
音の発生源は外からというものもありますし、お住まいの家の中から出る音もあります。
両方ともに対応するのが大切ですが、どのようにすればいいのでしょうか。
□注文住宅には外からの音、家の中から漏れる音の「両方」に気を配る必要があります
例えば、都心部にお住まいの場合は夜になった時の足音が気になることがあるかもしれません。
また車通りの多い街だと、通行量の多い時間帯であれば車の音に気を取られるかもしれません。
一方で、ご自宅でピアノやギターなどを演奏したり、家族での話し声であったりするものが外に聞こえている可能性があります。
ご近所の人へのマナーという観点で、音が周囲に影響していないか考えるのは大切です。
加えてトラブルに発展するのも住みにくくなる原因になりますので、注意したいポイントでしょう。
防音を考える上で、三つの大事な言葉が存在します。
防音性、遮音性、吸音性というものなので、この機会にぜひ覚えておいてくださいね。
防音性においては、音が漏れないようにするということになります。
建材や壁に対して音が漏れないものを使って建てるということになります。
また、遮音においてはコンクリートや鉄などを用いて音を防ぐことができます。
吸音においては、特殊な材を用いて音を吸収しようとする試みになります。
ウレタンフォームといった素材が挙げられます。
□防音性以外の機能を高めるだけでも、結果的に防音性が高まります。
別の観点では、防音性以外の機能においても実は防音性を高めることができるということです。
例えば、高断熱住宅にすることで、防音効果まで得られるということです。
断熱材が多く使われているので、通常の住宅よりも建築の際のコストはかかるものの省エネ性が見込めるでしょう。
また、高気密住宅においても防音性を高めることができます。
音は空気が振動して伝わるものなので、高気密の状態においては伝わりにくくなります。
高気密住宅にしてもコストは高くなります。
防音にフォーカスした場合には、防音室の存在も考えておきましょう。
音楽、シアタールームなど、目的に合わせて防音室を構築できます。
例えば音楽用の防音室なら音が反響しないような工夫も必要になります。
値段は高額ですが、吸音性なども含めて満足いくような部屋ができるのではないでしょうか。
□まとめ
防音では外から入ってくる音と中から漏れる音の両方に気を配る必要があります。
何かご不明な点があればお気軽にお問い合わせくださいませ。
参考になれば幸いです。